原理
ギターの中の配線を60年代や70年代のものにして「ヴィンテージ」っぽいサウンドをする。
ギターの配線を変えるだけで簡単に音が変化します。
使用配線
Western Electric WE24AWG 50'sｴﾅﾒﾙｼﾙｸﾜｲﾔｰ単線
製作過程
配線がわからなくならないように、写真を取ったり、メモしたりします。
私のはストラトなので比較的簡単にできます、レスポールやその他のものも、分解します。
この時点でかなり不安になってきますが、大丈夫ですよｗ
一度に、配線を外さずに、わかりやすくて、短いところから変えると迷いません。
基本的には一本づつ外して、変えるを繰り返す
今回はノイズ対策にツイスト配線にするため、ピックアップの部分、ジャックは同時に外すことになります。そこでテープなどに書いて貼っておくと迷いません。
長さも短めにして、すっきりさせながら。
ノイズ対策
静電シールド ノイズ対策の基本。シールドケーブルもこの手法でノイズ対策されている。 外側にマイナス（シールド）を内側にプラス（芯線）にすることにより、芯線に通る信号はマイナス（シールド）に守られてノイズが入ってこない。詳しく話すと長くなるので・・・
ツイストペア線 2本（プラスとマイナス）1組にしてツイスト（ねじる？）する配線方法。 配線から入ってくるノイズが低減
一接点アース 可変抵抗（ボリームポットなど）の裏側を端子にしてアースは配線されているが、それをひとつの可変抵抗に集結させて接続する方法。 基本的に面積が少ない方がノイズは少ない
完成です。
ノイズ対策もばっちりです。
一接点アースにすると可変抵抗や切り替えスイッチなどの静電シールドがなくなるので、そこからも線を出して、ひとつの接点に接続しましょう。
すっきり収まりました
結果
結果からすると、かなりの音の変化です。 しっかりわかるように再配線する前のギターを散々弾きまくっておきました
このギターに関してはかなりよくなったと思います。
よく言うと、低音が響くようになり、高音の耳鳴りな音が消えました。ノイズに関してはかなり少なくなっています
しかし、電気的に言えば劣化したと言えますが、歪ましても、クリーンでもなかなかギターらしい音？な感じです（音は言葉では表現できませんね。ｗ）
必ず、Ｈｉ−Ｆｉサウンドではなくてもいいと思います。真空管アンプがその証拠でしょう。