生基盤で製作

生基盤の製作です。あわせて感光基盤の方も目を通してください。

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回路設計

 回路の設計をしていきます。回路図を用意(考えて)それを元に、実際に基盤の配置を考えていく。

この時、パソコンを使うと楽です。

「PCBE」 http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se056371.html

穴あけ

 書いた(印刷した)実体配線図を生基盤(銅の方)に貼り付けます。

紙も、基盤も適当なサイズに切ってください。

基盤はアクリルカッターなどで溝を作り、机の角などでパキっと折ると楽で、キレイです。そのあとやすりでバリを取る

テープなどで貼り付けたら、穴を開ける位置(パーツの足を入れる穴)をセンタポンチなどで基盤面に跡をつける

 注意 あまり強くやると、基盤が裂けます!!!

 うまくいけばこのような感じに跡が付きます。

あとは、つけた跡の上をドリルなどで穴を開けます

この時ドリルの径は 0.8mmか1.0mmを使ってください。大きいと隣の穴との距離が近くなるし、小さいとパーツが入りません

エッチング

 穴を開けた基盤は、手の油などで汚れていて、このままレジストペンで基盤に書いても、うまく付かず、溶けてしまいます。

 そうならないために、消毒用エタノールで汚れを取ります。ちょろんと垂らして、ティッシュで拭けばOKです。

 その後は、基盤の端でもってください。触ってしまうと意味がありません

エタノールは薬局などで売っています

 先ほど使った回路図と照らし合わせながら、レジストペンで回路を書いていきます。

 しっかり書かないと、溶けてしまって、最初からやり直しになってしまいますorz

 エッチング液を使って、銅を溶かしていきます、エッチング液が無駄にならないよう、ちょうどいいケースを使います。(金属製のケースはだめですよ)

 お湯などで、温めながらやると、早く仕上がります。

 時々、上げて様子を見ます。

 書いたところ意外が、完全に溶けるまで行います。しかし、漬けすぎもだめです。適度なところで上げます。

 レジストペンがうまく乗っていない場合、このときに溶け出してしまいますので、エタノールで拭いたあとは、触らないことだ重要です。

 エッチングが終わったら、ティッシュの上に上げて、拭きます、そしてエタノールを垂らすと、保護されていた部分が出てきます。垂らして、しばらくしてからティッシュなどで拭くとうまくいきます。

もし、回路がかすれていたら、ちょっとぐらいならパーツの足でつないでやれば大丈夫です。

完成

 拭き取るとこんな感じです。(ちょっと、周りが染まってしまいましたが、問題ないですw)

 エッチングし終わった廃液は、そんなに多くないので、ペットボトルにためておいて、多くなったら、エッチング液付属の処理薬を使って処理してください。

 使った用具は、ティッシュでしっかり拭いて、水で洗います。

 ティッシュは、各自治体に従って処理してください

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